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軽度自閉症の子を持つ母の日記

3歳で軽度自閉症と診断された息子を育てています。

今までのこと(0歳)

うちの息子は本当に手がかからない子でした。しかも笑い、目も合うので、私が引っかかるものを感じ、検診や病院で相談していても、診断がおりるまで3年近くかかりました。自閉症には超早期療育が効果があると検証されているだけに、悔やまれる部分があります。ひょっとしたら誰か、同じように引っかかるものを感じている親御さんがいるかもしれないので、記憶をたどってみます。

予定日超過で陣痛促進剤を使い、無痛分娩で麻酔を使い、出産時に体内で引っかかって吸引分娩となり、そして息子は産まれました。陣痛促進剤を使った友人がいて、帝王切開の方も麻酔を使っているでしょうから、そこはあまり気にしなかったです。ただ、吸引分娩となったことだけが気になって、産後しばらくは泣き暮らしていました。今でも頭の片側が触ると尖っています。でも引っ張った側の方が顔が綺麗なので、いつからから気にしないようになりました。

あ、出産時のトラブルのせいで自閉症になったとは私は思っていません。すっかり忘れていたレベルの遠縁に自閉症がいたことと、私が精神病質の家系なことからです。本を読むだに、精神病と自閉症の遺伝子は近いところにある感じがする。関係がある!と断言した本は見たことないですが、そんな印象を受ける。だから、出産時のトラブルで自閉症になったというよりは、自閉症の子だから出産時にトラブルがあったのかなーと思ってます。どちらにしろ私のせいなんだけど。ごめんね。

0歳のころ、息子はよく寝る子でした。特に新生児のころは1日20時間寝ていて、私は本当にラクでした。魔の3週目からは寝ぐずりが出てきて、部屋を暗くして胎内音を聞かせながら母乳をあげたことが思いだされます。ただ、寝ぐずりも3ヶ月くらいには収まり、そこからは何も苦労することがなかったです。ベビーカーを嫌がらない、ほぼ完母なのにミルクもごくごく飲む、夜もまとまって寝る、離乳食もどんなものでも嫌がりませんでした。本当に本当にラクで、だからこそ不安でした。育てやすい子は自閉症の疑いがあるとネットで見て、あちこちで相談しました。検診で相談したとき、「ミルクもおっぱいも上手に飲むわねーって思ってあげればいいのよー」と言われたこと忘れません。だから言ったじゃねーか!抱っこを嫌がることがなかったのも、よく笑う子だったのも、発覚を遅らせた…。

そうは言っても、毎月大きな病院に相談には行っていたのです。最初は5ヶ月のとき。3ヶ月検診で首が座っていないと言われ、1月経ってもまだ座らず、それで病院に行きました。筋肉の発達を阻害する酵素がないか血液検査をして、それで問題がなかったからまあそのうち座るでしょうとなりました。血液検査して問題ないのに首が座らないって、今思うとそっちのが問題なんじゃないのか?そのときには寝返りしてたので、区のイベントで会うママさん達には、もう座ってるんじゃないのー?とか言われてました。結局6カ月で病院に行ったとき、座ったと確認されました。

首が座ってからも、体重の増えはどうかとか、なんやかんやで毎月診てもらっていました。

よその子に比べて、名前を呼んだ時の反応が鈍いと相談したこともあったのです。そのときは聴力検査をして、問題ないねで終わった…。鈍いとはいえ全く反応しないわけでなく、私も初めての子だからなんか変!を強く主張する根拠がなかったです。

こうやって書き連ねてみると、やっぱり最初から自閉傾向だったんだなぁと思います。違和感に気づいていたのに、決定打がなかった。抱っこを嫌がるとか全く寝ないとか、逆手バイバイとか。後追いもしないわけではなく、少ないというか、レベルが低かったです。トイレに行ってドアを開けると、ドアの前に追っかけてきたりはあったけど、姿が見えないと泣く!的なレベルではなかった。でも後追いしないわけではないから、やっぱり決定打に欠けた。発達が遅い場合、首が座るのが遅かった子は発達障害の場合が多いけど、そうでなかったらそのうち追いつくというネットの意見も読んでいて、不安に思っていたのに!あ、今思うと、メリーが好きでした。関係あるのかな?回るもの大好きの源流かな。

この決定打に欠ける感じは、たぶん自閉傾向が軽度ってことなんだと思います。それはとてもありがたいこと。だけどもっと早く気づいてあげればと思う気持ちはなくならない。というか気づいていたのに…!と思う。あんなに相談したのにだから言ったじゃねーか!と。

だからこれを読んでいるなにか引っかかるところのある親御さん、もしいらっしゃったら少しでも早く動けるようにしておいてください。親の勘はあたるっていうのは本当だと思う。特に自閉症の場合は、超早期療育に効果があることは科学的に?医学的に?そこらへんジャンルがわからないのですが、しっかり検証済みです。


時系列(自分用メモ)

2016年11月11日

自閉症の診断。足裏マッサージ開始。

13日

初めてシャツのボタンを自分でとめる。

17日

マスコットを使ってのごっこ遊びにオリジナル要素が入った。

18日

保育園の先生と面談。発達検査の結果は悪く出すぎているように思うと言ってもらう。

夕方から漢方薬開始。

19日

「生まれてきてくれてありがとう」でしんみり泣く。

「ぱぱ、遅いねぇ…」と涙ぐむ。

イラストにセリフをつける。

オステオパシーを受けてみた。

21日

もさっと便がでる。お腹がひっこんだ!

立ち姿勢が心なしか良いような?

22日

それまで寝転がって床にミニカーを走らせていたのがテーブルの上で走らせるようになっている。タイヤ注視しなくなった?

初めて、自発的に階段を手すりを使わずに登ろうとする。一段ずつ登った。

24日

保育園、先生が「先生はにんじんが好き、みんなは?」、女の子「Aちゃんはじゃがいもがすきー!」、うちの子「Yくんはバナナがすきー!」と自発的に言う。まあスープの絵本の後で好きな具を聞かれた場面なんだけど。

25日

親子教室で初めて先生の真似をする。模倣が弱いと保育園でもお墨付きだったのに。

28日

保育園でも先生の真似をすることが増えてきたと言ってもらう。

セロトニンを促すサプリ開始。

29日

サプリ拒否。無理に飲ませることはしないでおく。

30日

深夜3時に起きだして「おもちゃで遊ぶの」「タクシーがない」などと騒ぎだす。睡眠障害…?そのまま遊ばせておいたら寝ずに朝になった模様。

漢方を処方してもらえる病院に行く。抑肝散と大柴胡湯で良さそうとのことで、処方してもらう。血液検査をする。

子ども用の鍼を受ける。終わったら突如泣き出す。何か変化があったのか?

公文と面談。来週頭から通ってみることにする。

12月2日

「お母さん」と呼ばれた。

4日

エプソムソルトなる入浴剤開始。

5日

公文開始。とりあえずおとなしく座っていられた。

きちんとジャンプに成功。

7日

足裏マッサージを受ける。

鍼灸。首の上頭の付け根くらいの位置が硬いとのこと。他は柔らかいらしい。

漢方薬を処方してもらう。お腹の硬さが前回より柔らかいと言われる。やったー!

8日

保育園の先生から言葉が増えたと言われる。

公文二回目。心細くて泣きながらもきちんとできた。

9日

階段を手すりなしで足を交互に出してのぼれた!

いつも裸足で登っている石山に挑戦。いつもより足の指先を使えている!

11日

プロバイオティクス開始。

12日

保育園の先生の名前を覚えた。それまでは特に懐いてる先生1人しか呼ばなかったのに。

会話のキャッチボールがかなり成立してきた。

「今日、○○先生いた?」→「おやすみ!」→「じゃあ誰がいたの?」→「A先生と、B先生と、Cちゃん!」

「今日誰と遊んだの?」→「みんな!D君!」

17日

2度目のオステオパシー

23日

夕飯からトリエンザ開始。

24日

「今日は何の日?」に「クリスマス!」と答えてくれる。

2017年1月7日

鍼灸

18日

2度目の足裏マッサージ。

家ではマッサージサボりがちなんだけど、前回より柔らかくなってるとか。

20日

鍼灸

意外だったのが、鍼灸の先生も効果があると信じてやってるらしいということ。

28日

オステオパシー

黒目が目の端まで行くようになったらしい。夫が連れて行ったので詳細不明だが、夫は感動していた。眼球運動について調べなくては…。

2月2日

バイオジェニックス導入。

GABA配合に期待してたらグルタミン酸だった…!まあでも飲ませてみる。

4日

鍼灸

5日

おならがとてつもなく臭い。ちょっと前までの便の発酵したガスの臭いとはまた違った臭さ。バイオジェニックスか?

7日

溶連菌感染のため抗生物質開始。便がまたしても発酵したガスの臭いになる!やっぱりイーストダイオフなるものの臭いな気がする。抗生物質飲ませてる間、自閉症傾向が復活する。ひとり遊び大好き、話かけても聞いてくれない…。バイオジェニックスとプロバイオティクスをガンガン飲ませると翌日はニコニコ話しかけてくれる。腸内環境大事!

15日

プロバイオティクスをクレアラボ社のものに変更。シンバイオティクス追加。これ飲ませると翌朝の腹回りが全然違う…!

25日

漢方薬を増量

3月14日

ビタミンB12サプリ開始。

15日

ビタミンB2サプリ開始。

17日

両目二重になる。


漢方の効果?

アマゾンのレビューが切実で、うっさんくさーと思いながら「自閉症は漢方で良くなる」という本を買いました。言葉かけやら手遊びやらの本はたくさん持ってるというのと、やっぱりまだ治るとか良くなるとかに惹かれてしまう。まだ。これは親の受容の問題です。わかってはいる。

結果、買って良かったです。本の装丁が胡散臭さ満点で、診断がおりる前の私なら買わなかったと思う。でもこれは一回皆さん読んだ方がいい(なんて断言していいのかまだわからないけど)。しかも著者の飯田先生は、えらくちゃんとした経歴のお医者様でした。その臨床の現場からわかったことを書いておられます。

「漢方でよくなる」は「自閉症は脳が常に緊張していて、脳を成長させる余裕がないから、漢方で緊張を解いてあげると良い」でした。本文に治るとは書いてなく、「漢方で緊張を解いてあげるまでに成長が遅れた分は、追いつくものではない」というようなことが書いてあって、それもまた説得力がありました。

追いつかせてあげたい思いもそりゃあるのですが、何より常に緊張しているってのが可哀想で。せめてよく眠れるようにだけでも、してあげたいのです。うちの子は睡眠障害はないと思っていたのですが、夜、私が寝ている間にどんどん私の側に移動しているのは実は起きてのことなのかなとか考え、漢方を飲ませてみることにしました。

自閉症、漢方」で検索してみると、お医者様と相談してこの本推奨の漢方とは違う漢方薬を飲ませて効果が微妙だった、みたいなケースがよく出てきます。私が漢方薬局を2軒回ったときも、どちらでも「大柴胡湯?それよりはこっちの漢方薬の方が…」という反応をされました。「この本に載ってる!そっちの漢方薬は、この本にも、これとこれは試したけど微妙だったって名前があがってる」と力説して、なんとか買えたレベル。大柴胡湯は便秘薬的な位置づけらしいです。自閉症の腸内環境もよく出てくる論点なので、本当に効果があるのなら、ぼんやり関わってる気もする。

と、ここまで力説しておいてなんですが、まだ飲み始めて3日です。本当に備忘録を兼ねているので、先走って書いてます。

 現在の効果ですが、寝ながら私の方に擦り寄るのはなくなりましたが、これは大柴胡湯に合わせて飲んでいる抑肝散の方の効果かもしれない。

あと情緒が育ってきたのか?と思いました。「生まれてきてくれてありがとう」という、読み聞かせる親の方が号泣する絵本があるのですが、それを読み聞かせていたら、息子が泣きだした。それもいつものワガママが通らない!じゃなくて、なんかしんみりした感じで。初の経験です。

また、「ぱぱ、遅いねぇ…」と涙ぐむ姿も見られました。このセリフは割とよく言うのですが、涙ぐむ!寂しそう!そんなことなかったのに!これは嬉しかった。そして可愛かった。

絵から物語を作る、というと大げさですが、「食パンマンに渡そうと花束を後ろ手に持ってモジモジするドキンちゃん」の絵がついた折り紙を見て、「ちょうだいなー」「だーめ」「どうぞ」とやりました。こんなことも初です!

ああ私浮かれている。そんな一喜一憂していたら身がもたないのでしょうけれどね!

ツラツラ書き連ねてみましたが、足裏マッサージも並行してやっていて、指先を使った遊びももちろんさせていて、漢方薬の効果ってどれとは特定できません。そもそも効果なのか成長なのかもわからない。ただ、なんかしらあるかもしれないので、続けてみようと思います。実は今日はオステオパシーにも行ってきて、今度鍼灸も予約してある…。

足裏マッサージの効果?

診断がおりてから真っ先にしたことは、足裏マッサージでした。アマゾンのレビューから「足裏の汚れが万病の原因だった」に自閉傾向が治った例があると知り、もともと本は買っていたのです。診断がおりる前から、たぶん自閉症だろうとは思っていたので(そのころはグレーゾーンに収まるだろうと信じていた…)。療育についての相談もまだまだ先だし、他にできることもなく。

ちゃんとしたプロの施術はまだ受けていないですが、開始して5日で、マスコット3体を使ってオリジナルのごっこ遊びをするようになりました。それまでのごっこ遊びは「あんぱーんち!」「ばいばいきーん」程度か、せいぜいがジャムおじさんの台詞の「バタ子や、」を「ママ、」に言い換えただけの遅延性エコラリアだったのが、「チョコをちょうだい」「どうぞ」「ありがとう」「カレーライスをどうぞ」「ソフトクリームも」としていたのです!(カレーパンマン、ソフトクリームを舐めているコマさん、チョコ棒をもっているジバニャンの3体でした)私は嬉しくて泣きました。もうこの3体は記念に捨てずに取っておくことが確定です。可愛いし。

夫に話すと、足裏のおかげというよりは成長のタイミングじゃん?くらいの反応でしたが、私は足裏を半分くらい信じてます。

診断がおりてから、服のボタンの開け閉めを夫が本人に教えたのが残り半分かなぁと。

あまり胡散臭い健康法は信じていなかったのですが、足裏というか、マッサージについては自閉症発達障害へプラスの効果があるのの論文を見かけたので、やっていこうと思います。皮膚感覚を刺激するのには意味がある。きっと。

あ、実はまだ診断がおりて1週間がすぎたところです。小さい変化に一喜一憂している自覚はある。足裏に縋りたいだけなのかもしれない。でも記録は残そうと思います。


はじめに

息子に3歳3ヶ月で軽度自閉症の診断がくだされました。

あれこれ思うところを吐き出したくて、また、他の方の参考になることもあるかもしれはいと、ブログを初めてみました。