軽度自閉症の子を持つ母の日記

3歳で軽度自閉症と診断された息子を育てています。

リカバリーへの長い道

先日、保育園で発表会がありました。

思い返せば昨年の発表会。強張った顔で棒立ちな息子、ニコニコ笑顔の他の子との対比に絶望して、(夫が)渡米治療を決めたのでした。
去年は辛かったわ…。先生がこっそりとは言えほぼ付きっ切りだし、脱走とか泣くとかないから目立ってないだけで公開処刑そのもの。何より息子が本当に緊張した顔してて、可哀想で。まあそれがなければ夫が渡米に賛成してくれなかっただろうから今となっては良かったけど。とりあえず日本で治療してみようよと言われた数ヶ月がいかに無駄だったことか。

で、今年の発表会なんですが。
すごい!まず終始笑顔!笑ってくれるだけで親としてはもう嬉しい!
少しながら手遊びしようと動いたり。所定の場所にみんなと一緒に歩くとかはまったく先生の手助けなしでやりきりました。
私語もあったけど、まだ年少なのでね。特に悪目立ちすることもなく。先生の小芝居にでかい声でリアクションして、「かわいいー!」と観覧してる親から言われたり。
友達に「もっとこうした方がいいよ」と言われて「これでもいいもん」と反論する場面もあり。会話が!親以外と!成立している!
先生のヘルプも多少はあったけど、全然オッケー!

いつもリカバリー云々の話になると、いや、わからないと言っている夫が「いつかはリカバリーするね」と断言してくれました。嬉しい。私みたいなのと結婚したばっかりに障害児育てるはめになって、夫に申し訳ないなーとの意識が薄ぼんやりあるからほんとーに嬉しい!まあ正直そりゃ私の家系はみんな変人だけど、遺伝子的な相性があるから100パー私のせいかっていうとそんなことないんじゃない?って常々思ってるけど。言わないけど。

もうほんっと治療してよかったです。ありがとうありがとう!飯田先生もTさんもDr.もほんとーにありがとう!

身体的な回復はまだまだ、キャッチアップもまだまだ、でも希望は見えてきたし、リカバリー諦めないぞ!と決意を新たにしたのでした。がんばるぞー!