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軽度自閉症の子を持つ母の日記

3歳で軽度自閉症と診断された息子を育てています。

眠れないのでダラダラ書き連ねる

漢方薬の効果が出始めてから、わたしが泣く頻度は減りました。
息子は前よりも良く笑うようになり、友達と自発的に遊ぶようになり、はーい!くらいしかできなかった質問に対する返事ができるようになり、一緒に歌い、たまーに一緒に踊ってくれる。前はイエスかノーかの質問にしか答えられなかったんですよ。食べたいものとか、今日やったこととか、今はちゃんと答えてくれる。なんならレストランで店員さんに注文もする。身体能力もかなり上がった。
私が泣いてたら「もうすぐ、じいじの赤い車が来るよ、泣かないで、泣かないで」って慰めてくれた。まあじいじ来ないんだけど。うちの息子はじいじが大好きです。なぜだ。
本当に嬉しくて、かわいくて、でももちろんまだまだ他の子には追いついてなくて、それは当たり前なんだけど、欲には際限がないから、もっと早く漢方薬飲ませてあげたかったなー、そしたら今頃は健常だったかもなーって毎日思ってます。あんなに通ってたのにいつまでも診断をくれなかった病院やら、たぶん自閉症だろうなと思ってる節はありながらも中途半端な励ましと中途半端な親子教室で様子を見てた自治体やら、もっと早く飯田先生の本を読まなかった自分やら、怒りの持っていきどころがありすぎる。
診断がおりてから、とにかく泣いて、死にたいと思って、でも死にたいって私の呟きに夫が涙をこらえてるのを見て、私はこの人を幸せにしたくて結婚したのだから負けるわけにいかないと思って、そしてやっぱり息子を少しでもラクにしてあげたくて、すがるように漢方薬を飲ませた。あの頃のことを考えるとほんとうに贅沢な話です。
親子教室の先生に、息子は見るからにお母さん大好きだって言ってもらえたしね。遠かった息子がどんどん近くに来ている感じがするから、それだけで幸せではあるんだけど。
しかし、なんだかやるせないのですよ。今頃は健常だったかもなーっていうのももちろんそうですが。息子は言葉が遅いから、お腹が張って苦しかったのだとしても、伝える術がなかったのです。なんなら苦しいのが当たり前だったわけです。自閉症が疑われるからって腸の検査があるわけでなく、漢方薬を飲んで一気に腹回りのサイズが減って初めて親だって腹が張ってたって事と便秘傾向に気づいたわけで、それまでずっとずっと苦しんでたわけです。悲しいし申し訳ないしやるせない。子が苦しいのはつらいよ。
それにしても、親やまわりが気づいてあげられないで内面的にでなくフィジカルに苦しんでる自閉症児がどれだけいるんだろう。普通に病院で出されるのは疳の虫を抑える薬だったり、精神安定剤だったり。フィジカルなアプローチを、まあつまりバイオメディカル治療につながるわけですが、してくれる病院がもっと増えたらいいのに。大柴胡湯飲ませるだけでこんなに変わるんだから、せめて漢方薬のアプローチだけでも広まればいいのに。本人の発達やら自立やらは遠い話かもしれないけど、とにかく身体的な不調は取り除いてあげたら、それでストレスが減って、自害や他害やパニックが減るかもしれないのに。なんだかやるせないなー。